v3.0.0(2026-09-03)
2026年09月03日リリース
リリース日: 2026-09-03
このリリースの概要
🆕 新機能 15件 ・ 🔧 改善 5件 ・ 🐛 不具合修正 4件(対象領域: 相続 / 勘定科目別税区分 / 振替伝票 / 会計連携)
🆕 相続機能(β版)の追加
新機能相続相続案件の調査・情報整理をサポートする「相続機能(β版)」を追加しました
v3.0.0の新機能として、相続機能(β版)を追加しました。
相続案件の作成から、被相続人・相続人などの関係者の整理、通帳や証券残高証明書などの財産資料の読み取り、AIによる確認対象の抽出、相続関係説明図の作成まで、相続税申告に向けた調査・情報整理をTaxSys上でサポートします。
⚠️ ご利用前に権限の設定が必要です
相続機能を利用するには、管理者が担当者ごとにアクセス権限を付与する必要があります。管理コンソールの「担当者」から各担当者の設定で「TaxSys相続を利用できる」をオンにしてください。詳しくは相続機能マニュアルをご確認ください。
主な機能
案件管理
相続案件と、被相続人・相続人などの情報をまとめて管理できます。
- 被相続人・相続人の住所・生年月日・本籍などを登録
- 受遺者・生命保険受取人・先に亡くなられた方など、相続に関係する人物も登録
通帳・証券などの資料をOCRで読み取る
通帳や証券残高証明書などの財産に関する資料をOCRで読み取り、相続に必要な情報を整理できます。
- 普通預金:通帳の明細を読み取り、一覧で確認・編集
- 証券:残高証明書から銘柄コード・銘柄名・数量・評価額などを読み取り
- 戸籍・住民票:戸籍謄本や住民票から人物情報や出生・婚姻・死亡などの情報を読み取り
- OCR結果を一覧上で編集し、読み取り結果から変更した箇所を色で確認
- 普通預金はOCR出力結果一覧の並び替え・絞り込み・CSV出力にも対応
通帳OCRの結果をAIで分析する
普通預金の通帳明細をAIが分析し、申告上確認が必要になりやすい取引を自動で抽出できます。
- 高額出金・定期的な送金などを分析
- 取引ごとにリスクレベル(高・中・低)を表示
- 通帳全体の分析結果と取引ごとの分析結果を確認
- 確認済みの取引にメモを残し、確認状況を管理
戸籍・住民票のOCR結果から相続関係説明図を作成する
戸籍謄本や住民票をOCRで読み取り、案件に登録した人物情報をもとに相続関係説明図を自動で作成できます。
- OCRで読み取った人物情報や出生・婚姻・死亡などの情報を確認・編集
- 登録した被相続人・相続人などの情報から相続関係説明図を自動作成
- 配置や関係線(ノード)を画面上で調整
- 相続関係説明図をPDFで出力
💳 クレジットの消費について
通帳明細・証券口座・戸籍住民票のOCR実行はいずれも、事務所単位でAI-OCRクレジットを消費します。
補足
🧾 勘定科目別税区分
新機能税務勘定科目ごとに既定の税区分を登録・管理できるようになりました
勘定科目ごとに「この科目にはこの税区分」という既定値を登録できる勘定科目別税区分マスタが追加されました。OCR取込時に生成される仕訳へ自動で反映されます。
主な機能
- 事務所共通・顧問先単位のツール設定に「勘定科目別税区分」を追加し、科目ごとの既定の税区分を登録・編集
- 会計ソフトごとに異なる税区分の項目(借方・貸方税区分、課税区分、消費税コードなど)に対応
- OCR時に、登録した「科目ごとの税区分」を仕訳に自動反映
- 税区分は「仕訳ルール → 顧問先の勘定科目別税区分 → 事務所の勘定科目別税区分 → 会計ソフトの従来の既定値」の順で優先して反映
- CSV・XLSX形式でのインポート・エクスポートに対応(1回100件まで)


新機能税務OCR出力結果を税区分で絞り込み検索できるようになりました
OCR出力結果の詳細検索に税区分フィルタを追加しました。
税区分を指定して検索することで、特定の税区分が設定された仕訳を含む証憑だけを絞り込んで確認できるようになりました。税区分ごとの仕訳を確認したい場合や、特定の税区分が設定された証憑を探したい場合に便利です。
対象となる会計ソフト
弥生・マネーフォワード・JDL・MJS・TKC・MA1・EPSON・フリーウェイ・ICS
※税区分フィルタは、上記の会計ソフトを利用しており、現在選択している証憑タイプで仕訳列が表示される場合に利用できます。
※一度設定した税区分フィルタは、対象外の証憑タイプに移動した場合も表示されます

⚙️ 振替伝票の強化
新機能税務振替伝票の編集・CSV出力を強化しました
振替伝票をOCRで読み取った後、OCR結果画面の「振替伝票」タブから、会計ソフトごとの科目・補助科目・部門・税区分を設定できるようになりました。
また、同じ伝票番号に属する複数の明細行をまとめて編集できるようになり、各会計ソフトのフォーマットに合わせたCSV出力にも対応しました。
主な機能
-
OCR結果画面に「振替伝票」タブを追加し、科目・補助科目・部門・税区分を設定
-
同じ伝票番号に属する複数の明細行を「出力結果編集画面」でまとめて編集
-
MA1・エプソン・JDL・ICS・フリーウェイ・勘定奉行・MJS・TKC・MoneyForward・弥生の各フォーマットに対応したCSV出力

補足
すでに会計ソフトへの連携が完了している明細行が含まれる場合、その明細行を含むグループはCSV出力の対象外となります。
🔗 会計ソフト連携
新機能税務フリーウェイの課税区分を事務所単位でカスタマイズできるようになりました
対象
管理者
フリーウェイ向け仕訳の課税区分の名称・コードを事務所単位でカスタマイズできるようになりました。管理コンソールのツール設定から課税区分を登録すると、仕訳編集画面や仕訳ルールの選択肢に「カスタマイズ」グループとして優先表示されます。
操作手順
これまでフリーウェイの課税区分コードはシステム共通の固定値でしたが、今回の対応により、事務所ごとに使用する課税区分の名称・コードを設定できるようになりました。
- サイドバー左下の名前アイコンから、「管理コンソール」→「税務設定」→「ツール設定の管理ページ」を開く
- 「フリーウェイ」タブを開き、課税区分の「追加」をクリックし、課税区分とカスタムコードを入力する

新機能税務エプソンの消費税コードを事務所単位でカスタマイズできるようになりました
対象
管理者
エプソン会計ソフト向けの消費税コードを事務所単位でカスタマイズできるようになりました。
管理コンソールのツール設定から、エプソンの「通常版」「KX版」の消費税コードを登録できます。登録したコードは、仕訳編集画面の選択肢に「カスタマイズ」グループとして優先表示されます。
「通常版」「KX版」のどちらか一方だけを設定することもでき、設定していない方はエプソン標準のコードが使用されます。

新機能税務MoneyForward領収書の取引概要を摘要とメモで個別に設定できるようになりました
MoneyForwardの領収書を取込む際、取引概要を摘要に含めるかメモに含めるかを個別に設定できるようになりました。


新機能税務「弥生」の過去仕訳取り込みの際、税区分が仕訳ルールに反映されるようになりました
弥生の過去仕訳データを取り込んで仕訳ルールを作成する際、借方・貸方の税区分が仕訳ルールへ反映されるようになりました。また、仕訳ルール一覧の税区分が「借方税区分」「貸方税区分」の2列に分かれ、確認しやすくなりました。

新機能税務「TKC」のOCR出力結果の出力形式に、SLP形式での出力が追加されました
会計ソフト「TKC」を選択してる場合、OCR出力結果を出力する際に、これまでのCSV形式に加えてSLP形式での出力が選択できるようになりました。

🧾 OCR・仕訳
新機能税務現金出納帳のフォルダを追加・名前変更・削除できるようになりました
顧問先の現金出納帳を用途や管理単位ごとに整理できるよう、フォルダを自由に管理できる機能を追加しました。
領収書・銀行・クレジットカードと同様に、現金出納帳のフォルダを追加・名前変更・削除できます。
主な機能
- 顧問先詳細画面の左下に「0040_現金出納帳」のフォルダがあるため、適宜編集・削除する
- 右上の「+」ボタンからフォルダを追加できる
- 編集・追加・削除した場合、GoogleDrive上に反映される

新機能税務銀行明細・クレジットカードなどの証憑でも適格区分を個別に設定できるようになりました
これまで領収書・支払請求書で対応していた適格区分の個別設定が、銀行明細・クレジットカード・交通系IC・総合振込・現金出納帳・振替伝票でもできるようになりました。
これにより、顧問先全体の設定とは異なる適格区分を適用したい証憑についても、証憑ごとに設定して仕訳を処理できます。
適格区分は、OC出力結果一覧画面・出力結果編集画面・一括編集から設定できます。
なお、適格区分を個別に設定しない場合は、これまでと同様に顧問先の課税状況(課税・免税)が自動的に適用されます。
※設定した適格区分は、MJS向けCSV出力の「事業者取引区分」にも反映されます。

新機能税務補助科目もまとめて置換できるようになりました
OCR出力結果画面の一括置換で、補助科目を検索・追加・変更・削除できるようになりました。
これまでの科目に加えて補助科目も置換の対象にできるため、科目を変更せずに補助科目だけをまとめて変更・追加・削除することができます。
また、科目と補助科目を両方指定した場合は、両方の条件に一致する仕訳が置換の対象になります。
主な機能
- 科目を変えずに、補助科目だけを変更・追加・削除
- 科目・補助科目の条件に一致する仕訳をまとめて置換

🔑 管理・認証・設定
新機能共通管理コンソールが新設されました
対象
管理者
「管理コンソール」は、担当者管理・招待・権限・利用状況・事務所設定・ツール設定をひとつにまとめた画面です。これまで各画面のサイドバーに分かれていた管理者向けの設定が、一か所にまとまりました。
操作手順
- 画面左下のアイコンをクリックする
- 「管理コンソール」を選択する

新機能共通Googleアカウントの連携状態の確認と連携解除ができるようになりました
プロフィール画面にGoogle連携の状態確認・連携解除機能が追加されました。GoogleドライブやGoogleカレンダーとの連携状態(連携済み/権限不足/未連携)の確認と、TaxSys側での連携解除に対応しています。

連携されていない場合
Googleと未連携の場合は、プロフィール画面の「連携する」ボタンをクリックし、下記操作を参考にしながら連携してください

新機能共通追加購入したAI-OCRクレジットの未使用分が翌月に繰り越されるようになりました
対象
管理者
追加購入したAI-OCRクレジットの未使用分が翌月末まで繰り越しされるようになりました。月末に失効しなくなるため、必要に応じてまとめて購入しやすくなります。

💬 サポート・ヘルプ
新機能税務TaxSys チャットボットを利用できるようになりました
TaxSysの仕様や操作方法、トラブルシューティングについて質問できる「TaxSysチャットボット」を開設しました。
ヘルプページのサイドバーからチャットボットを開き、知りたいことや困っていることを入力すると、AIが回答します。
操作手順
- TaxSysのヘルプページを開きます。※「税務」のヘルプページを選択する
- サイドバーの「TaxSysチャットボット」をクリックします。
- チャットボットの専用ページへ遷移するため、チャット欄に質問等を入力します
補足
チャットボットで答えられる範囲は「税務機能に関するもののみ」です(2026年9月3日時点)

🎨 UI改善
改善税務OCR処理中の進捗表示が改善されました
OCR処理中の進捗表示を改善しました。処理が完了するまで正確な進行状況を表示するようになり、「100%なのに画面が変わらない」という誤解が起きにくくなりました。

改善税務期間を選ぶ日付欄が使いやすくなりました
日付範囲(from〜to)を選ぶ入力欄を刷新しました。カレンダーから月をまたいだ範囲を選びやすくなり、年ジャンプや 20260826 のような省略入力にも対応しました。

改善税務単日の日付欄が使いやすくなりました
単日の日付入力欄(取引日・記録日など)を刷新しました。年ジャンプや省略入力(20260826 など)に対応し、期間選択と統一した操作感になりました。

改善税務仕訳ルール一覧の表示件数を変更できるようになりました
仕訳ルールの一覧に表示する件数を 50 / 100 / 200 / 500 件から選択できるようになりました。登録数が多い場合でも一覧操作がスムーズになりました。

改善共通クレジット残高が種別ごとに色分けで表示されるようになりました
管理コンソールのクレジット残高が「繰越分」「当月付与分」「追加購入分」の3種類に色分けされた横棒グラフで表示されます。それぞれの残高が視覚的に確認しやすくなりました。

🐛 不具合修正
不具合修正税務複合仕訳において、金額が入力されている仕訳行の科目・税区分が未設定でも保存できてしまう問題を修正しました
複合仕訳において、科目・税区分が未設定の仕訳行がある場合、保存前にエラーが表示されるよう修正しました。
不具合修正税務OCR仕訳の科目・部門コードを「選択なし」の状態に戻せない問題を修正しました
OCR仕訳の編集画面で、一度設定した科目・部門コードを「選択なし(未設定)」に戻せない問題を修正しました。
現在は、科目名・部門コードの選択肢に「選択してください」が追加され、設定済みの科目・部門コードを未設定の状態に戻せるようになりました。
※一括編集で借方または貸方の片側だけを変更した場合、もう一方の項目は変更されません。既存のデータへの影響はありません。
不具合修正税務仕訳ルールを500件を超えて選択しても一括削除できるようになりました
500件を超える仕訳ルールを選択した場合でも、一括削除できるようになりました。500件を超える場合は、500件単位に分けて順次削除されます。
また、「すべて選択」を使用すると、現在のページだけでなく、絞り込み結果の全件を削除対象として選択できます。
※削除処理の途中で失敗した場合は、削除済みの件数を通知し、仕訳ルールの一覧を再取得します。
不具合修正税務Googleドライブの連携フォルダが利用できない場合のエラー表示を改善しました
Googleドライブ側で連携フォルダが削除・移動・共有解除された場合に、OCR取込画面を開くとサーバーエラーが発生していた問題を修正しました。
現在は、OCR取込画面に「連携フォルダがDrive上で見つかりません」というガイドが表示されるようになり、連携フォルダが利用できないことを分かりやすく確認できるようになりました。
